小学生英会話・講師の見極め方

国籍や人種は重要ではない

英会話を学ぶ際、講師の国籍や人種は最も重要な要素ではありません。多くの方が、ネイティブスピーカーであることを講師選びの決定的な要因と考えがちですが、実際に重要なのは「講師の質」です。

英語を効果的に学ぶためには、正しい発音だけでなく、豊富なインプットを得ることが必要です。特に、週に1～2回しか授業を受けられない子どもにとって、限られた時間で完璧な発音をコピーするのは難しいです。むしろ、言語学習において重要なのは、レッスンの質、講師の指導力、そして生徒とのコミュニケーション能力です。

良い講師は、単に英語を教えるだけでなく、生徒の理解度に合わせて柔軟に対応し、やる気を引き出す力を持っています。英語が母国語でなくても、生徒の目標に合わせた質の高いレッスンを提供できる講師はたくさんいます。そのため、講師を選ぶ際には、国籍や人種にとらわれず、指導力や生徒に寄り添う姿勢に注目することが大切です。

英語学習は長い道のりです。だからこそ、講師の国籍にこだわるよりも、生徒にとって最も適した学び方を提供できるかどうかを重視しましょう。より効果的に、楽しく英語を習得することができます。

J-SHINEとは？

J-SHINE（小学校英語教育推進協議会）は、日本における小学校での英語教育の普及と発展を支援するために設立されたNPO法人です。2003年に内閣府へ特定非営利活動法人として申請され、民間主導で英語教育指導者の資格認定を行っています。

J-SHINEは、全国の教育機関や団体と協力しながら、英語指導者の養成を進め、日本全国の小学校での英語教育活動を支える体制を整えています。これにより、英語が堪能な地域人材を小学校へ送り込み、教育現場での円滑な英語教育の実施をサポートしています。

また、J-SHINEは小学校英語教育を推進するさまざまな事業を行い、その成果を通じて日本の英語教育の発展にも貢献しています。資格認定を通じて指導者を育成し、教育委員会や学校と連携しながら、地域に根ざした英語教育を支援しています。